弊社が開発した「ボイスプラス診断」は、5つの指標から職場の現状を把握するアンケートです。
- 業務の負担が偏らず、滞りなく進んでいるかを見る「しごと快適度」
- 安心して働ける環境にあるかを見る「ほっとライン」
- 心身の健康状態を見る「元気メーター」
- 仕事を通じて成長を感じられているかを見る「ステップアップ指数」
- そして、組織とのつながりの中で、自分が認められていると感じられるかを見る「つながり温度」です
なぜ、この5つなのでしょうか。
人の欲求に関する理論などを参考にしながら、
安心して働き、周囲とつながり、
成長していくために必要な要素を独自に分類しました。
さらに業務についての質問を組み合わせることで、
それぞれの指標と日々の仕事との関連性から、職場の課題を見えるようにしています。
私はこれまで、退職された多くの方から「なぜ会社を辞めたのか」を伺ってきました。
よく聞くのは、「人間関係」「上司と合わない」「パワハラ」といった言葉です。
若い方からは、「仕事が合わない」「ここにいても変わらない」という声もよく聞きました。
しかし、さらに話を伺っていくと、その言葉だけでは見えなかった背景が出てきます。
「仕事が合わない」の背景には、「異動を申し出たけれど希望がかなわなかった」。
「仕事に疲れた」の背景には、「お客様より利益を優先する仕事の進め方に疑問を感じていた」。
一つの退職理由の裏には、いくつもの出来事や思いが重なっていることがあります。
そして、退職する方がそのすべてを会社に話してくれるとは限りません。
言いたいことがあっても、それを伝えるにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーを使い果たした結果、退職を選ぶ方もいます。
だからこそ、離職は単なる「個人の事情」ではなく、
会社の課題が表面に現れた一つのサインとして捉えることも大切ではないでしょうか。
次回からは、ボイスプラス診断の5つの指標を一つずつ取り上げながら、
職場の中に隠れている課題について考えていきたいと思います。