従業員面談をしていると、『今後どんな仕事をしたい?』『どんな目標がある?』と聞くと『特にありません』『まだわかりません』という返事が返ってくること、ありませんか?
私も日々の相談のなかで、「何がやりたいかわからない」「やりたいことがない」という声を数多く聞いてきました。
目標ややりたいことがあれば、それに向かって支援ができます。しかし、そもそも「ない」と言われると、どう関わればよいのか悩む管理職の方も多いと思います。
ただ、「目標がない」「やりたいことがない」からといって、やる気がないとは限りません。
例えば、
- 自分の強みや興味、何にやりがいを感じるのかがわからない、または言葉にできない
- 若手社員に多いように、将来の仕事のイメージが持てない
- やりたいことがあっても、あきらめてしまっている
- 本音を話せる関係性ができていない
など、さまざまな背景が考えられます。
さらに話を聴いていくと、上司との関係性、仕事理解の不足、社内コミュニケーション、人事制度への不安など、組織側の課題が見えてくることもあります。
「目標がない」という言葉を、そのまま受け止めて終わらせないこと。
その背景に何があるのかを丁寧に探っていくことで、社員自身も気づいていなかった本音や、組織改善のヒントが見えてくるかもしれません。
次回は、「強みや興味、やりがいがわからない」社員への関わり方について考えてみます。