「ムダをなくしましょう」という言葉をよく耳にしますが、実は製造現場には「7つのムダ」があると言われています。
「ムダ」とは、付加価値を生まないままコストだけを増やしてしまうものです。
代表的なものに、
- 作りすぎのムダ
- 手待ちのムダ
- 運搬のムダ
- 加工そのもののムダ
- 在庫のムダ
- 動作のムダ
- 不良のムダ
があります。
この中でも、最も避けたいとされているのが「作りすぎのムダ」です。
一見、「多く作っておけば安心」と思うかもしれません。しかし、必要以上につくることで在庫が増え、保管場所が必要になります。また保管場所までの運搬が増え、保管による品質の変化や不良品が発生する可能性も高まります。
つまり、一つのムダが、次のムダを生み出してしまうのです。
だからこそ大切なのは、「できるだけ多く作ること」ではなく、「必要なものを必要な時に、必要な量だけ作るしくみ」を整えることです。
現場改善というと“設備導入による自動化”を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、まずは「今、本当に必要な量だけ作れているだろうか」と見直してみることも、改善の第一歩になります。
小さな気づきの積み重ねが、ムダの少ない、強い現場づくりにつながっていくのだと思います。